4トントラックとは?基本情報から運転するコツまで徹底解説!

4トントラックは「ある程度の積載量がある」「トラックのなかでは取り回しがしやすい」などの理由から、幅広い業界に人気のあるトラックです。また、さまざまなボディ・架装があることも、4トントラックの魅力の1つです。

4トントラックは「4トン」と名前についていますが、実際は4トン以上の積載量があるトラックも少なくありません。

この記事では、4トントラックの概要・4トントラックを運転する際に必要な免許・4トントラックの価格相場などを紹介します。

1.4トントラックとは?

4トントラックとは、一般的に「最大積載量が4トン前後のトラック」の中型トラックを指します。主に中~長距離の運搬に適しており、豊富なボディの種類・車種があることが、4トントラックの特徴です。

以下では、4トントラックのボディサイズ・活躍するシーン・各自動車メーカーから販売されている4トントラックのラインナップを紹介します。

1-1.4トントラックのボディサイズ・積載量

下記は、ボディ種類別の4トントラックのサイズをまとめた表です。

ボディ種類 標準ボディ
全長(荷台全長) 約7,600mm
(約6,200mm)
全幅(荷台幅) 約2,200mm
(約2,130mm)
全高(あおり高さ) 約2,680mm
(約400mm)
ボディ種類 ショートボディ
全長(荷台全長) 約6,140mm
(約4,350mm)
全幅(荷台幅) 約2,170mm
(約2,040mm)
全高(あおり高さ) 約2,680mm
(約400mm)
ボディ種類 ロングボディ
全長(荷台全長) 約8,600mm
(約7,200mm)
全幅(荷台幅) 約2,200mm
(約2,130mm)
全高(あおり高さ) 約2,680mm
(約400mm)
ボディ種類 スーパーロングボディ
全長(荷台全長) 約9,600mm
(約8,200mm)
全幅(荷台幅) 約2,200mm
(約2,130mm)
全高(あおり高さ) 約2,680mm
(約400mm)
ボディ種類 ワイドボディ
全長(荷台全長) 約8,600mm
(約6,200mm)
全幅(荷台幅) 約2,490mm
(約2,340mm)
全高(あおり高さ) 約2,680mm
(約400mm)

4トントラックの全長・全幅は、ボディ種類によって異なるものの、全高はどのボディ種類であっても変わりません。4トントラックの全長はボディ種類によって2,000mm以上変わるため、全長が長いトラックを運転する際は内輪差に注意が必要です。

荷台に多くの資材・荷物などを積みたい場合は、荷台面積が最も広い「スーパーロングボディ」の4トントラックがおすすめです。

トラックの車両総重量は、下記の数式を用いることで算出することができます。

車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量

引用:全日本トラック協会「8.車両総重量と積載量」

車両重量にはキャブとシャーシの重量に加えて、荷台などの架装部分の重量も含まれます。

たとえば、車両重量が3トン・乗車人数が2人・最大積載量5トンだった場合の車両総重量は、下記の数式で算出することが可能です。

車両重量(3トン)+乗車定員(2人)×55kg+最大積載量(5トン)=車両総重量(約8.1トン)

4トントラックを購入する際は上記の数式を活用し、自社に必要なトラックの車両総重量を求めることが大切です。また、数式を応用して最大積載量からトラックの車両総重量を求めてもよいでしょう。

1-2.4トントラックが活躍するシーン

大型トラックに比べて取り回しがしやすくある程度の積載量もある4トントラックは、主に下記の業界で活躍しています。

  • 運送業界
  • 引越し業界
  • 建設業界
  • 産廃物処理業界
  • 製造業界

上記の業界の共通点は、大量の荷物・重量のある荷物を1回で運びたいというニーズあることです。4トントラックは、4トン前後の重さなら荷台に載せられるため、ほとんどの荷物・資材を1台で運搬できます。

また、リフト・冷蔵庫・パッカーを設置したトラックもあるため、業界の使用用途に合わせたトラックを見つけやすいことも、4トントラックの活躍する場面が多い理由の1つです。

1-3.4トントラックの主なラインナップ

4トントラックは汎用性が高く、さまざまな自動車メーカーから販売されています。各自動車メーカーから販売されている、4トントラックの一例は下記のとおりです。

  • 三菱ふそう:Fighter(ファイター)
  • いすゞ自動車:FORWARD(フォワ―ド)
  • UDトラック:Condor(コンドル)
  • 日野自動車:HINO RANGER(日野レンジャー)

平ボディ・バンの架装は定番であるため、上記で挙げたどの自動車メーカーでも購入できます。しかし、冷凍・冷蔵バンなどの珍しい架装は、自動車メーカーによって取り扱いの有無が異なるため、注意が必要です。

2.4トントラックを運転するために必要な免許は?

4トントラックの運転には、準中型免許もしくは中型免許以上の自動車免許が必要です。準中型免許・中型免許で運転できる自動車の車両総重量・最大積載量は、下記のとおりです。

  車両総重量 最大積載量
準中型免許3.5トン以上7.5トン未満2トン以上4.5トン未満
中型免許7.5トン以上11トン未満4.5トン以上6.5トン未満

出典:社団法人全日本トラック協会「5.車種区分」

4トントラックとひと口にいっても、最大積載量が4.5トン以上のトラックもあります。そのため、準中型免許を保有している場合は、運転するトラックの最大積載量が4.5トン未満であるか確認することが大切です。

また、2007年6月1日までに普通免許を取得した人であれば、中型免許を取得している扱いとなっています。そのため、4トントラックを運転する際に、準中型免許・中型免許を新たに取得する必要はありません。2007年6月1日までに取得した普通免許の免許証には「種類」の欄に「中型車は中型車(8t)に限る」の記載がされています。

2-1.4トントラックを運転するコツ

4トントラックは普通自動車に比べて大きいため、運転が難しくなります。また、「死角が増える」「ルームミラーが使えない」ことも、4トントラックの運転が難しい理由として挙げられます。

4トントラックを運転するコツは、下記のとおりです。

・スピードを出さない

4トントラックは視線が高くなる分、自分が思っている以上に速度が出ていることが少なくありません。事故を未然に防ぐためには、自分の感覚に頼らずスピードメーターを見ながら速度調整をすることが大切です。

・カーブや右折・左折は、ゆっくり曲がる

4トントラックは全長が8m前後あり、普通自動車に比べてカーブや右折・左折の際に内輪差が大きくなります。急ハンドルを切ってカーブを曲がったり右折・左折したりすると、上手く曲がり切れず事故を起こす可能性が高くなります。カーブの走行時や右折・左折時は、ゆっくりとハンドルを切ってください。

4トントラックを安全に運転するためには、上記で紹介した基礎を押さえて、運転の練習を繰り返すことが重要です。

3.4トントラックの価格相場は?新車からレンタルまで解説

4トントラックの価格相場は、新車と中古車で大きく異なります。4トントラックの新車・中古車・レンタルの価格相場や向いている人の特徴は下記のとおりです。

■新車

価格相場 1,000万円以上
向いている人
  • 新しいトラックに乗りたい人
  • 最新機能のトラックに乗りたい人

■中古車

価格相場 約150万~約950万円
向いている人
  • 価格を抑えてトラックを手に入れたい人
  • トラックの古さが気にならない人

■レンタル(24時間あたり)

価格相場 約2万~約7万円
向いている人
  • トラックの使用頻度が少ない人

新車の4トントラックは、1,000万円以上する場合がほとんどです。また、架装の種類によって価格差が生じるため、何万円と価格相場を一概に示すことはできません。リースを活用すれば月々の支払い額を抑えながら、新車の4トントラックに乗ることができます。

中古の4トントラックは、約150万円台から購入できます。ただし、価格の低い中古の4トントラックは、走行距離が10万キロ以上・年式は2000年代前半・修復歴ありなどの条件があるため、性能・燃費が最新の車種より劣る傾向です。

レンタルの場合は、24時間あたり約2万~約7万円の料金がかかります。平ボディ・アルミバンなどの4トントラックは人気車種であり在庫数が多いため、約2万~約5万円台でレンタルできることがほとんどです。

4.中古・レンタルで4トントラックを探したい場合は?

「中古で4トントラックを手に入れたい」「レンタルで4トントラックを利用したい」という人は、トラックを専門に扱う業者に問い合わせることがおすすめです。

通常の中古車ショップ・カーレンタルショップでもトラックの取り扱いはありますが、車種が少ないため、使用用途に合った4トントラックを見つけることは難しいでしょう。

「上野自動車株式会社」では、中古トラックの販売・買取・架装・修理などを一手に引き受けています。また、トラックレンタカーも行っており、お客様のニーズに合ったトラックを適正価格で提供することが可能です。

4トントラックを中古で購入したい・レンタルしたい人は、ぜひ上野自動車株式会社にお問い合わせください。

まとめ

4トントラックとは、最大積載量が約4トンあるトラックを指し、中型トラックに分類されるトラックのことです。4トントラックの全長・車幅は、ボディ種類によって異なります。

4トントラックを運転する際は、準中型免許・中型免許以上の免許が必要です。準中型免許の場合は、最大積載量が4.5トン未満のトラックしか運転できないことに注意してください。

「上野自動車株式会社」では、4トントラックだけでなく、さまざまなサイズの中古トラックを豊富に取り扱っています。「中古の4トントラックを探している」「短期間だけ4トントラックを借りたい」という場合は、上野自動車株式会社までご連絡ください。

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