平ボディとは?種類による特徴の違いやメリット・注意点を徹底解説

トラックのボディには、ドライバンや冷凍冷蔵庫などさまざまな種類があり、平ボディもそのひとつです。ボディタイプごとに形状・素材・最適な用途はもちろん、メリットも異なります。

中でも平ボディトラックの最大の特徴は、汎用性の高さが挙げられます。一方で、使い勝手が良い分、業務で利用する場合はいくつかの注意点を理解することが重要です。

この記事では、平ボディトラックの特徴やメリット、利用時の注意点について解説します。

1.平ボディとは?ドライバンとの違いも解説

平ボディとは、屋根がない荷台トラックの総称です。

平ボディトラックには、運搬時に荷物が落下しないよう、側面に「あおり」と呼ばれる囲いが取り付けられています。あおりは、荷台の左右と後方の三面に取り付けられており、大型の荷物など積み下ろしが困難なときは、蝶番で開閉させることが可能です。

平ボディトラックはシンプルな構造のため、後述する「ドライバン」のトラックと比べると価格が安い傾向にあります。また、工夫次第で大型や背の高い荷物を多く積むことが可能です。

一方でトラックの中でも、荷台部分が箱型のタイプをドライバンと呼びます。引越し業者・運送会社などで活用することが多いトラックで、屋根・壁に囲まれている分、雨・直射日光などに強い特徴があります。

平ボディ・ドライバントラックのどちらも、国内の普及率が高く、様々な業界で活用されているスタンダードなトラックです。

2.【種類別】平ボディの特徴

平ボディトラックと一口に言っても、トラックの仕様や素材は多種多様です。サイズバリエーションも以下のとおり積載量ごとに大きく4タイプに分けることができます。

  • 小型…2トン
  • 中型…4トン
  • 増トン…6トン・8トン
  • 大型…10トン

ドライバントラックの普及によって、大型タイプの平ボディトラックの需要が減少傾向にあり、小回りの利く小型タイプは今もなお高い需要を誇ります。

また、以下に挙げるとおり、ボディ(荷台)の形状にも3つのタイプがあります。

2-1.超低床型平タイプ

超低床型平タイプのトラックは、地面からボディまでの高さが780mm~785mmと、低く設計されています。

人力での積み下ろしが多い場合や、短い距離の運送に向いているトラックであり、小口径のタイヤを装着しています。また荷台の位置が低いことから、荷物の積み下ろしが人力で容易に行え、作業員の負担が軽く済むことが特徴です。

一方で、超低床型平タイプのトラックは、走行時の振動がタイヤから運転席へダイレクトに伝わりやすく、快適な乗り心地とは言い難いでしょう。そのため、長距離での利用は不向きです。

2-2.全低床型平タイプ

全低床型平タイプのトラックは、地面からボディまでの高さが840mm~970mmと、超低床型平タイプと比較して、やや高い位置に荷台があるトラックです。

全低床型平タイプは荷台が高すぎず低すぎないため、作業環境に左右されず使用しやすい点が特徴です。人力での積み下ろしはもちろん、フォークリフトなど、機械を利用する際も容易に作業できます。

用途・運送距離が決まっていない方や作業環境が日ごとに異なる方は、汎用性の高い全低床型平タイプがおすすめです。

2-3.高床型平タイプ

高床型平タイプのトラックは、ボディが地面から925mm~1,105mmの位置にあります。そのため、フォークリフトやクレーンを利用した積み下ろし作業を日常的に行う現場におすすめです。

大口径のタイヤを装着していることから、走行による振動が軽減されやすく、長距離の運送時でも荷物やドライバーの受ける負担が少なくなります。

3.平ボディを利用するメリット3つ

シンプルな平ボディトラックは他の種類に比べて安価とはいえ、安い買い物ではありません。自身の作業用途に適しているかを確認するためにも、平ボディトラックの特徴・メリットを正しく理解しましょう。

以下では、平ボディトラックを利用するメリットとして代表的なものを3つ紹介します。

3-1.荷物の積み下ろしが簡単にできる

平ボディトラックでは、必要に応じて三面の「あおり」を倒すことで、荷物の形状や大きさに関係なく積み下ろしができます。

例えば、ドライバントラックのように荷台が箱型となっている場合、背の高い荷物・幅広の荷物を積む際は、天井・壁などに引っ掛かり収容できない恐れがあります。しかし、平ボディトラックの場合は、あおりさえ下げれば、荷物が引っ掛かる心配がありません。

またトラックによっては、テールリフトなどの電動リフトが装備されています。リモコンで簡単に荷台後方を地面まで下ろすことができるため、積み下ろしの際に便利です。

3-2.制限内であればどんな形のものでも積める

荷台の上部が開放されている平ボディトラックは、制限内であればどのような形の荷物でも積むことができます。建築資材・農機具など大型の荷物や、形状が特殊なもの・クレーンなど架装トラックに使用される架装物なども搭載が可能です。

ただし、「制限外積載許可」を取らない限り、法律で制限された範囲内の大きさ・形状に限る点に注意してください。

3-3.種類やボディサイズの選択肢が豊富にある

平ボディトラックの種類は豊富にあり、一部のトラックは普通自動車免許での乗用が許されている点が特徴です。

また平ボディトラックは「トラックの原型」とも言えるため、バン・クレーンなどの架装物でカスタマイズが可能です。そのため、仮に用途が変わったとしても新たな活用方法を見つけやすいでしょう。

4.平ボディを運転する際の注意点

平ボディトラックを運転する際は、道路交通法で定められた、以下の「はみ出し規定」に注意が必要です。

○積載荷物に関するはみ出し規定

  • 荷物の幅は、自動車(トラック)の幅内に収める
  • 荷物の長さは、車体の全長の10%以内に収める
  • 荷物の高さは、3.8mから地上~荷台の高さを差し引いた範囲内に収める

出典:電子政府の総合窓口e-Gov「道路交通法」

ただし、長さや高さが上記を超える場合は、管轄の警察署で「制限外積載許可」を得ることによって運送が可能となります。

また、事故防止のために荷物の積み方も以下の注意を払いましょう。

○荷物を積む際の注意点

  • ロープなどを使用して固定する
  • 荷物の重量配分を意識して積む
  • 走行時は左右のバランスに注意する

平ボディトラックは積載物の自由度が高いため、走行時における荷物の落下事故が発生しやすいです。落下防止対策としてロープやシートでしっかりと固定し、走行時にバランスを崩さないよう、重量配分を意識して積みましょう。

5.平ボディを安く購入するなら「上野自動車」がおすすめ!

比較的安価な平ボディトラックをより安く購入したい場合は、中古トラック専門の「上野自動車」がおすすめです。上野自動車ではトラックを仕入れる際に、修復歴など細部まで確認しています。そのため、中古車両であっても安心して購入・使用が可能です。

また、トラックをメインに重機・建設機械・コンテナ・乗用車などの買い取りも実施しています。平ボディトラックの購入に際し、現在使用している車両が不要になった場合も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

トラックにはさまざまな種類があり、中でも「トラックの原型」と呼ばれる最もシンプルなトラックが平ボディトラックです。汎用性の高さが特徴で、道路交通法の規定内であれば、荷物の高さ・形状を気にする必要なく、積むことができるメリットがあります。

また、平ボディトラックに荷物を積む際は、ロープなどを使用してしっかりと固定するようにしましょう。

平ボディトラックの購入を検討している方は、良質なトラックを低コストで購入できる上野自動車をぜひご検討ください。

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