トラックのエンジンがかからない?確認しておくべき点と原因・対処法

車にはたくさんの種類がありますが、その中でも特に「トラック」は仕事で用いる方が多く、欠かせないものとなっている方も多いでしょう。

そんな必要不可欠なトラックが、ある日突然エンジンがかからなくなってしまった場合、どのように対処すると良いのでしょうか。主に仕事で使用するものであるだけに、焦ってしまう方も少なくありません。

トラックに限らず、車にはさまざまな部品があるため、故障の原因もさまざまです。もしもトラックのエンジンが突然かからなくなってしまった際には、大きな事故に繋がる可能性が高くなるため、落ち着いてエンジンがかからない原因を調べることが大切です。

そこで今回は、トラックのエンジンがかからない場合の確認すべき点や、トラックのエンジンがかからない原因と対処方などをご紹介します。

1.トラックのエンジンがかからない際に確認しておくべき点

トラックのエンジンがかからない際には、セルモーターが回るか回らないか確認するため、まずはキーを回してみましょう。
キーを回した際に、セルモーターが回るか回らないかでエンジンがかからない原因が異なります。

また、セルモーターの動作を確認をする際には、連続でセルモーターを回してはいけません。バッテリーを消耗させる原因となるため、動作の確認時は十分に注意してセルモーターの動作を確認しましょう。

キーを回した際にセルが回る場合は、燃料フィルターやヒューズなどが原因として考えられます。
また、キーを回してもセルが回らない場合はセルモーター自体に問題があるため、新しいセルモーターへの交換が必要です。

2.セルが回る場合に考えられる3つの原因と対処法

セルが回転する場合は、ギアがパーキングに入っていなかったり、ヘッドライトやナビがつかなかったりするなど、バッテリー以外の異常にも注目してみましょう。
これらに問題がなかった場合は、他の部分に何らかのトラブルが起きている可能性が高いです。

ここからは、エンジンはかからないがセルは回るといった場合の3つの原因と対処法を紹介します。

2-1.燃料フィルターの異常

燃料フィルターに異常がある場合は、燃料タンクから燃料を送り出すポンプや、燃料を送り出すポンプを作動させるための配線の不具合が考えられます。
また、燃料濡れなどが原因で、エンジンの中にきちんと燃料が供給されなくなることも多いです。

上記の現象はガス欠と同様の状態で、燃料がエンジンまで届いていないということになります。燃料フィルターの異常が故障の原因と考えられる場合は、整備工場で整備士に相談すると良いでしょう。

2-2.ヒューズの破損

ヒューズとは、電気回路に決められた数値以上の電流が流れることを防ぐ安全装置のことです。
電気回路に過剰な電流が流れた際は、電気回路に加熱が起こり発火の恐れもあります。過剰な電流が流れ、電子部品が故障することを事前に回避するためにも、ヒューズは車にとって欠かせない部品です。

ヒューズが破損してしまった際にヒューズを新しく交換しても、過電流が原因で改善されなければ、また同様にヒューズが切れてしまい、場合によっては火災の原因にもなります。
ヒューズが破損した際には、早めに修理へ出しましょう。

2-3.外の気温が低い

ガソリン車の場合は、気温が低いとエンジンオイルが硬くなるため、トラックは動きにくくなる場合があります。

エンジンオイルが硬まることで、エンジンをかけるために大量の電気が必要となります。
また、バッテリー自体の働きが弱まることでエンジンをかけるのが難しくなることもあるため、あらかじめエンジンを温めておくことが必要です。

エンジンが硬くなってしまった際は、5分おきにエンジンをかけてください。

間隔をあけて回すことで、エンジンを十分に温めることができます。故障の原因とならないためにも、必ず5分おきにかけるようにしましょう。

3.セルが回らない場合に考えられる3つの原因と対処法

続いて、キーを回してもセルが回らない場合の3つの原因と対処法を紹介します。

セルが回らない場合は、エンジンをかけるための起点となる部品が故障している可能性が高いです。
そのため、バッテリー上がりやモーター自体の異常などがトラックの故障の原因として考えられます。

3-1.バッテリー上がり

セルが回らない場合によく起こる原因は、バッテリー上がりです。ヘッドライトをつけた際に普段よりもライトが暗く感じた場合は、バッテリーが上がっている可能性が高いです。

バッテリー自体に問題がある場合は、トラックのボンネットからバッテリーの液が適量であるか、ターミナルに不具合がないかなどの確認を行ってください。
確認の際に不具合が見つかった場合は、バッテリーの交換が必要です。

また、バッテリーの寿命は2〜3年です。長い間バッテリーを放置していると、エンジンがかからなくなる原因でとなります。
トラックを長期間使用しない場合は、バッテリーのターミナルを外しておくと良いでしょう。

3-2.セルモーターの異常

バッテリーは上がっていないにもかかわらずセルが回らない場合は、セルモーター自体にトラブルが起きている可能性が高いです。

キーを回した際に、ギアが噛んでおりセルが回らないのであれば、何度かキーを回すことでエンジンがかかることも少なくはありません。
セルモーターの寿命であることも考えられるため、修理の際にはセルモーターの交換が必要です。

3-3.オルタネーターの故障

オルタネーターとはバッテリーに電気を送る小型の発電機のことです。
オルタネーターが故障するとバッテリーの発電が走行中に行われなくなるため、コンビニへ行くだけなど短時間走だけでエンジンを再度かけようとすると、突然エンジンがかからなくなってしまいます。

ファンベルトの劣化によりオルタネーターが動かなくなってしまった場合は、ファンベルトの張りを調節することで故障個所の修理が可能です。
また、オルタネータ―を交換する際は修理時とは異なり高額となるため、予め修理店で見積もりを作成してもらい修理費用の確認をしておくと良いでしょう。

4.トラックのエンジンがかからない原因が分からない場合は?

これまでご紹介した原因にあてはまらない場合は、素人では判断しかねない部分で何らかの問題が起きている場合があります。
また、車やトラックの部品についてそれほど知識の無い方が自ら判断して修理を行ってしまうことにより、さらに重大なトラブルが発生してしまう可能性もあります。

そのため、トラックのエンジンがかからない原因が分からない場合や、自身で修理箇所を確認することに不安のある方は、修理店に相談、もしくは中古トラックを購入することをおすすめします。

修理店では、トラックの故障している箇所を調べ、安全に修理してもらうことができます。
しかし、修理をしてもらう際に、使用していたトラックの種類が古く修理するために取り寄せたい部品がなかったり、修理費用が想定以上に高額になったりする場合もあります。

トラックの買い替えを検討する際は、新品と中古のどちらが良いか迷う方も多いでしょう。

新品トラックは購入費が高額で納車に1~2ヶ月ほどかかりますが、中古トラックは費用が安いだけでなく納車期間が3~10日と短いため、中古トラックがおすすめといえます。
また、中古トラックでも経年劣化は少なくきちんと整備されているため、良質なトラックが多いです。

費用を抑えつつ長く利用したいのであれば、種類や相場が分かる中古トラックの検索サイトを利用し、中古トラックの購入を検討しても良いでしょう。

まとめ

今回は、トラックのエンジンがかからない場合の原因と対処法ついて紹介しました。
トラックのエンジンがかからなくなってしまった場合は、バッテリーの消耗に注意しながらセルモーターの動作を確認しましょう。また、自分では原因が分からない場合、修理店に相談することが大切です。

トラックの修理が必要となる場合は、修理費用が高額となる場合があるため、修理店で修理費用の見積もりを作成してもらい確認した上で、中古トラックの購入を検討することをおすすめします。

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