日本の主なトラックメーカー7つ|各社の特徴・人気車種も

仕事でトラックを利用する運送業の方や、純粋にトラックが好きな方は、日本のトラックのメーカーに興味がある方もいるのではないでしょうか。トラックメーカーには、それぞれに異なった特徴があります。仕事でトラックを利用する場合は、各トラックメーカーの適切な知識を持っておくことも大切です。

今回は、日本の主なトラックメーカーを紹介します。トラックメーカーのシェアも解説するため、トラックメーカーについて知りたい方は参考にしてください。

1.【国産車】主なトラックメーカー7つ|特徴・人気車種も

トラックは、荷物を運ぶための大きな荷台が付いていることが特徴です。しかし、上物と呼ばれる荷台部分と車体部分については、別のメーカーが製造していることが多くあります。

車体部分(シャーシ) 運転室・エンジン
上物部分(ボディ) 平ボディ・冷凍冷蔵車・ダンプ・バン・クレーンなど

一般的に「トラックメーカー」と呼ばれるメーカーは、車体部分(シャーシ)を製造しているメーカーのことです。一方、上物部分(ボディ部分)は架装製造専門のメーカーが製造を行います。

ここでは、国内の主なトラックメーカー7つに関して、特徴や人気車種を解説します。

1-1.いすゞ自動車

いすゞ自動車は、国内のトラックメーカーで高いシェアを誇るトラック専門のメーカーです。国内最古の自動車メーカーであり、トヨタ・日産と並んで日本の自動車業界を牽引した歴史があります。

いすゞ自動車のトラックの特徴は、品質・信頼性の高いディーゼルエンジンが搭載されていることです。音が静かで環境にも配慮されていながら、パワフルで安定した性能を発揮できる実力を持ちます。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
ギガ ギガは、いすゞが展開する大型トラックのシリーズです。荷物を積載した大きな車体でも、パワフルな加速と安定した走行が得られることが魅力です。いすゞが誇るディーゼルエンジンの性能を最も発揮しているトラックと言えます。

1-2.トヨタ自動車

乗用車で国内トップシェアを誇るトヨタは、パワフルなエンジン馬力とスムーズな操作感、安定した品質に定評があるトラックメーカーです。トヨタのトラックは信頼性の高さから人気が高く、中古市場でも高値で取引されています。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
ダイナ ダイナは、トヨタ自動車が60年以上製造・販売を行っている小型・中型トラックのロングセラーモデルです。トヨタの高い技術力が投下されて作られており、安定した性能と品質の高さから、運送業界を中心に高い支持を得ています。

1-3.日野自動車

日野自動車は、トヨタ自動車の連結子会社としてトラック・バスなどの商業用大型車両を製造・販売している企業です。トラックメーカーとしてはいすゞに次ぐ国内3位のシェアを誇っています。

トラックの性能・品質は非常に優れており、故障が少なく安定して運行できることが、日野自動車のトラックの特徴です。日野自動車の技術力の高さは、国内だけでなく世界でも高い評価を得ています。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
プロフィア プロフィアは、日野自動車を代表する大型トラックです。9Lエンジンという独自のエンジンを搭載しており、燃費に優れている特徴があります。高機能シートも備わっており、ドライバーのことを考えたトラックです。

1-4.日産自動車

日産自動車は、日本国内で高いシェアを誇るトラックメーカーです。しかし、現在は自社でトラックを製造しておらず、販売されているトラックは基本的にOEM車(他社に製造を委任した車)となります。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
アトラス アトラスは、日産を代表する小型~中型のトラックです。サイズ・排気量の幅広いラインナップが特徴で、安定した性能と扱いやすさから、幅広いユーザーに長年支持されています。

1-5.三菱ふそうトラック・バス

三菱ふそうは、三菱自動車工業のトラック・バス部門から独立・分社化したトラックメーカーです。日本国内におけるシェアが高く、ダイムラーの傘下になったことで海外でのシェアも広がり、世界でも有数のトラックメーカーとなっています。

三菱ふそうのトラックの特徴は、バランスが良く安定性に優れたエンジンを搭載しており、パワフルでありながら低燃費な走行を実現している点です。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
スーパーグレート 三菱ふそうの大型トラックであるスーパーグレートは、2ステージターボエンジン搭載によるパワフルな走行性能と、乗用車のような操作性の高さが人気のトラックです。新人ドライバーからベテランドライバーまで幅広く支持されており、大型トラックの定番モデルとなっています。

1-6.マツダ

マツダは、操作性や乗り心地に優れたトラックをリリースしているメーカーです。欧州のマーケットを対象としたトラックを製造しているため、日本国内でのシェアや認知度は高くないものの、欧州では非常に高い人気を誇っています。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
タイタン タイタンは、マツダのトラックを代表するシリーズです。小型~中型のラインナップが展開されています。パフォーマンスの高さに加え、現行モデルでは環境にも配慮されていることが特徴です。

1-7.UDトラックス

UDトラックスは、パワフルなエンジン馬力とクラッチに定評があるトラックメーカーです。大型車に力を入れていることが特徴で、特に大型トレーラーに関しては国内トップクラスのシェアを誇っています。

以前は日産自動車の傘下として、日産ディーゼル工業株式会社という名称で活動していました。2010年にボルボの完全子会社となり、現在のUDトラックスという名称に変更されました。

代表車種は以下のとおりです。

〇代表車種
クオン クオンは、UDトラックスを代表する大型トラックです。安全システムやギヤチェンジ制御システムにも優れており、安全で快適な走行を実現することができます。

まとめ

今回は、日本の主なトラックメーカーの概要と代表車種に関して解説しました。

日常的にトラックを利用する方や、これから運送業として働く場合は、各トラックメーカーの特徴や人気車種の機能を知っておきましょう。トラックに関する知識を持っておけば、仕事に活かせることも少なくありません。

トラックに携わる立場にいる方は、今回の記事を参考にしてトラックメーカーや車種についての理解を深めてください。

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